今岡善次郎ブログ:人を幸せにするマネジメント革命

なぜ生きるか、なぜ仕事をするかの問いから始めよう 〜P・Fドラッカーに学ぶ人生・企業・社会の設計のすすめ〜

自分とは全体の一部

  1. 投稿日 2010年9月1日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第118回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
〜P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理〜      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

   『自分とは全体の一部』

■異常な猛暑が続いているなか、
民主党分裂回避で前鳩山総理は動いたが、
分裂含みで激突することになりました。

国民不在という声があるが、
所詮政党という組織は道具でしかない。

国民という「顧客」の為の機関でしかない。
政党維持の談合より、バラバラの道具の破壊があって
再生があると思います。

国民の生活の質向上が目的なのに、
クリーンな政治を目的とする綺麗ごとの論調に
日本人が刷り込まれている。

さて、
●今週のテーマ
====================
1.自分とは全体の一部 
2.教育のイノベーション
====================
 
1. 自分とは全体の一部
 
■安岡正篤は、
「自己は全体の部分的存在であるがゆえに、
分際であり、これを結んで自分という」
と言っています。

自分の「分」は一部と言う意味ですね。

自己と他人の関係の中で「自分」があり、
自分とは他人との関係でしか存在しないというのです。

■これは利他の精神の中に自分がある。
人に尽くすことで自分がある。

人と人との関係である儒教の「仁」や
自己は存在しない仏教の「無我」に通じます。

■企業は顧客がいて始めて存在できる。

企業は単独では存在できませんね。
顧客もその顧客が存在しなければ存在しない。

顧客の顧客・・・、人と人の連鎖の中で
ビジネスは成り立っている。

サプライチェーンのコンセプトですね。

■人に仁を成す。
誠を尽くす。

顧客を大事にする。

自分とは全体の一部であると考えることは
企業は社会の機関(器官)であるという
ドラッカーのメッセージと同じですね。


2. 教育のイノベーション

■ドラッカーの先祖は長い間、印刷屋だったそうです。
ソクラテスの本職は石工だった。

印刷屋も石工も、必要な知識や技能は歴史上長い間
変わることはなかった。

半世紀前まで
若い間の教育で一生仕事ができた。

■しかし、今日、知識は急速に陳腐化しています。

知識も情報もすぐ腐ってしまうものと
不変的なものがあります。

生きものは老廃物を棄てることで
生存しています。

知識や情報も同じですね。

しかしながら企業や社会組織は強い抵抗があって
知識の新陳代謝は容易ではない。

適切な、
構造変化に耐えられる
新しい知識による継続教育が必要になります。

■ジッパーはボタン業者のイノベーションではなかった。
コピー機は印刷屋のイノベーションではなかった。
鉄道は馬車職人の発明ではなかった。

イノベーションは予期せぬところから生まれます。

■社会人の継続教育のイノベーションも
大学教育やビジネススクールから生まれるとは限らない。

ドラッカーのマネジメントは
ビジネススクールのドメインとは相容れない。

マネジメント教育の新しい体系も
予期せぬ知識から生まれるかもしれません。

脳科学や宗教や哲学から
新しいマネジメントが生まれるでしょう。

不肖ながら私も「精神」「戦略」「実践」を統合する
マネジメント教育体系を作りつつあります。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。



自然訓

  1. 投稿日 2010年8月25日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
〜P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理〜      
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   『自然訓』

■おはようございます、今岡善次郎です。
猛暑お見舞い申し上げます。

熱中症で倒れる人が続出していますが、
お元気ですか?

欧米の金融危機からの脱却の出口が見えないまま
景気の二番底が懸念され
円高・株安が進んでいます。

リーマンショック前にはもう戻らない。
世界経済は一度死んで、再生するしかないか。

有機体は死があるからから生がある。

ジョブスの有名なスピーチに
「死は生のチェンジエージェントである」
というフレーズがあります。

新しい生命の中で
どう生きるか考える時期かもしれません。

さて、
●今週のテーマ
====================
1.自然訓 
2.販売は生産の僕(しもべ)ではない
====================
 
1. 自然訓
 
■安岡正篤の「人生信条」の中に
人間とは何か、と言う問いへの答えに
「自然訓」というのがあります。

すなわち、
「人は一つの自然である」と。

人が「自然」であるということは
人は真実でなければならぬ。
人は自然体でなければならぬ。
人は健やかでなければならぬ。

そして、
■人は造化(ぞうか)である。

造化とは何か。
万物を創造する・化育するもの。
それでは人は神ということでしょうか?

西洋の神は創造主であり、
人は神によって創られたので、
人は神ではありません。

東洋の
自然訓によれば
人は神によって創られたものではない。
なぜなら人そのものが「造化」だから。

■人が人生をマネジメントする上で
組織をマネジメントする上で
人間の特質に基づかなければなりません。

人間は「自然」である。

自然は無限であるから我々人間も
大海・虚空の如く無限である。

自然は円満融通(えんまんゆうずう)である。

円満融通とは
すべて満ち足りて、停滞することのない状態である。

■安岡の自然訓は
ドラッカーの社会生態学的人間観と同じですね。

人も組織も、
カネとモノと情報が健やかな自然のように

満ち足りて停滞することのない状態、
健やかで健全な状態にすることが
マネジメントの目的ですね。

生命的な流れをつくることです。

2. 販売は生産の僕(しもべ)ではない

■インターネットと宅急便が我々の生活を変えたのは、
生産と販売のサプライチェーンにおいて
時間と距離が短縮したからですね。

■ドラッカーは未来を予見する時、
過去の歴史から示唆を得るのがうまいです。

1829年、
産業革命における鉄道の発明が時間と距離を短縮して
経済と雇用を大きく変え、
人の思考を変え、
視野を変え、
世界観を変えた。

■サプライチェーン(供給連鎖)マネジメントが
注目されて10年が過ぎました。

インターネットやPCが企業や家庭に普及し、
殆どの企業において
調達・生産・販売・物流が統合され
時間と距離が短縮されつつあります。

20世紀の工業化時代にはモノが不足し、
サプライチェーンでは技術や生産が主役でした。

■今は、世界中の生産拠点から供給できる。

最終顧客の注文と配達という販売活動が
ビジネスの起点になって技術や生産活動が動いていく。

もはや販売が生産の僕(しもべ)ではなくなりましたね。

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。



素心

  1. 投稿日 2010年8月18日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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   『素心』

■おはようございます、今岡善次郎です。

久しぶりに2人の娘達と、
入院中の妻の食事介護兼ねて面会しました。

3人の女達のにぎやかな会話。
時たま出る言葉は意味不明ながら、
妻の笑顔は違和感なく溶け込んでいました。

それぞれ結婚して父から離れた娘達と
面会の後食事しました。

彼女達が中学生・小学生のころ、
元気な妻が家族のコントロールタワーだったころの
楽しい時代の思い出に花が咲きました。

さて、
●今週のテーマ
====================
1.素心 
2.情報と統合
====================
 
1. 素心
 
■安岡正篤の「人生信条」の中に
「素心規」という行動規範があります。

素心とは何ものにも染まらない「素」の心、
すなわち、
「利害や人の意見や年齢や地位身分など人の世の
着色に染まない生地のままの純真な心」
だそうです。

■社会に生きる人間として
根本的な行動規範を6つ上げています。
 
1. 陰徳(見返りを求めない人への親切)を積む
2. 困難な時でも快活にする
3. 乱世ほど余裕を持つ
4. 師友と素心の交流をする
5. 読書する
6. 同胞のため感激を持って微力を尽くす

■まず自分の内面については

どんな困難にあっても余裕を持って快活にすることです。
外に対しては小さなことでも感激をもって尽くすことです。
そのために読書し人から学ぶことです。

人も組織も同じであって

自社の理念を確立すること、
顧客への思いを大事にすること、
他社事例から学ぶこと

これが基本的な行動規範にならなければなりません。

■他人から与えられた価値観ではなく
自分の率直な心で行動規範を持つことが大事なんですね。

安岡の「素心規」は組織のマネジメントの
行動規範にできますね。


2. 情報と統合

■人間も含めてすべての生き物は生態系の中の
ネットワーク連鎖の中で生きています。

ネットワーク生態系連鎖の中で
自分の役割と位置付けを認識して
危険を避け機会を求めて行動する。

■自分の役割と位置付けを正しく認識できる
かどうかは情報を正しく得るかどうかで決まります。

自分に関する内なる情報と
自分の外についての情報と
二つの情報が統合されていなくてはならない。

現実は正しい情報もなく、
統合もされていない場合が多いのです。

■企業は内部情報を知っていても
顧客のこと、未だ顧客になっていない市場のこと、
わが社の製品がどう見られているか知りません。

認知症家族会は定例会に参加する会員は知っていても
定例会に来ない家族会や、家族会に入っていない介護者の
ことを知りません。

会計担当も起こった過去のことは分かっても
これから起こることや起こすべきことは分かりません。

■我々の身体は意識していなくても
自律神経のネットワークによって生命は統合されています。

企業など組織は必要なスキルを
専門に分けることで、即ち分業の工業社会で成功しましたが、
それが行き過ぎて問題を起こしています。

知識社会では元に戻して統合されなければなりません。

情報による統合、
俯瞰的マネジメント、ホリスティック・マネジメント
それがドラッカーのマネジメント原理の
本質ですね。

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。



久しく敬する

  1. 投稿日 2010年8月11日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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                   第115回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
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   『久しく敬する』

■おはようございます、今岡善次郎です。

広島と長崎の原爆被災者達の熱心な核廃絶の市民運動
その情熱に心動かされます。

認知症介護家族も在宅介護から施設や病院に
預けた後や見送った後、
現役の介護者を介護することに熱心になる。

受けた苦しみ、苦難からの脱却も自分だけの問題ではない。
受けた恩を社会に返し、社会と共有したい。

このように考えることが
市民運動で社会を変える原動力ですね。
このような情熱は
うまくマネジメントされなければならないですね。

さて、
●今週のテーマ
====================
1.久しく敬する 
2.  外からの情報こそ重要 
====================
 
1. 久しく敬する
 
■安岡正篤によると、
孔子が為政者を評する時、

「善く人と交わる。久しうして人これを敬せり」
(人々と交流する。人々もいつまでも尊敬する)
リーダーを重視したと言う。

■善良な人とか、頭がいい人とか
分析的な表現で人を評しない。

交われば交わるほど
永く付き合うほどに
尊敬される人物になれと
言っているのです。

■壇上で雄弁だが付き合ってみると
独りよがりの政治家に失望する市民とか、

学歴や頭は良いが結婚してみて
中身のない夫に失望する婦人とか、

人の評価は簡単ではない。

■交われば交わるほど
尊敬の念が深まってくるような人物、
これを「久敬(久しく尊敬する)の人」という
そうです。

安岡正篤という人物はそんな人物だったようです。
ピーター・F・ドラッカーもそんな人物だったようです。

二人の哲人に学び、少しでも近付きたいものです。


2. 外からの情報こそ重要

■あらゆる仕事が情報を必要とします。
ドラッカー命名の
知識社会、知識労働と言われる所以ですね。

社会生態が大きく変化する時、
成果を出す鍵はどんな情報を利用するかですね。

■情報は資源であり道具ですね。

「顧客は誰か」
「何が問題か」
「何が求められているか」
「何をしなければならないか」等の問いに答える情報でなくては
なりません。

これらは自分の外から入ってくる情報です。

■ところが多くの場合、
人は「内」の情報のみに頼り
「外」の情報を知らない。

「内」の情報によるマネジメントは
努力のマネジメントで人への貢献のマネジメントではない
というのですね。

他人が、顧客が、社会が何を求めているのかへの関心より
自分自身への関心しかない。

社内の情報システムは内部情報のみで経営に役立たない。
社内の研究所からは成果は出なくなった。
会議も社内の出来事ばかり議論している。

顧客のことも競争相手のことも、市場のことも、
必要な知的資源である技術のことも知らないと
ドラッカーは指摘します。

■人も組織も外からの情報によって
思考し判断し外に向かって行動することで
その存在が光るのです。

外の顧客を知らないと顧客に貢献できない。
他人や他者の経験や知識から、歴史上の人物の経験も
外の情報です。

多くの人や組織は内側の情報のみで仕事をしている。
外からの情報こそ大事だとドラッカーは言ってくれます。

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今岡善次郎
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。



朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

  1. 投稿日 2010年8月4日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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   『朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり』

■おはようございます、今岡善次郎です。

8月3日長女と、
入院中の妻に結婚パーティの報告を兼ねて
面会しました。

7月31日
嫁ぎ先の代官山で開催された長女の結婚パーティは、
司会もなくスピーチもなく何人来たかもわからないという
とてもユニークなイベントでした。

花婿の両親と友人達の手作りの演出のもと
夜通し盛り上がりました。

花嫁の父として人と人とのつながりを広げるパーティに
感激しました。

ありがとうございます。

花婿のお父さんがブログで紹介して頂きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke0425/34421850.html#34436087

さて、
●今週のテーマ
====================
1.朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
2. 電話を恐れぬ方法セミナー 
====================
 
1. 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
 
■個人でも組織でも何事か成すことは
「生命」の動機であるという。

仕事でも学問でも芸術でも
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(論語)
(成すべきことが成果を上げれば死んでも言い)
という気構えが必要なのだ。

■仕事に思いを込めることは
自分のためではなく人のために何かをすることである。

命をかけてする仕事とは何か。

「仕事は祈り」ともいう。

■京都大学医学部の外科医に青柳教授という人がいた。

多くの患者の命を救った。

「青柳教授の執刀ぶりは神業だ」と言われた。

青柳教授は
「手術は祈りである」と言った。

最近の脳神経外科医にも技術や理論ではなく
思いを込めることで素晴らしい仕事をする先生がいる。

■仕事の成功の原理が精神の領域にある。

外科医の秘訣はあらゆる仕事に当てはまる。

仕事こそ人生を内容付け、
人生の目的や価値を決める。

仕事にベストを尽くすこと、
顧客に思いを馳せることと使命とする。
そしてそれが人生の感動になり幸せの元になる。

それを端的に言っているのが
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(論語)
ですね。
そこにあるのは悲想観ではなく感動です。

ドラッカーの仕事観も同じですね。

 
2. 電話を恐れぬ方法セミナー

■1882年ドイツで企業トップ向けの経営セミナーが
始めて開催された。

テーマはなんと、
「電話を恐れぬ方法」だったと言う。

電話が経営に役立つことは分かっていたが、
企業トップ自ら使うには抵抗があった。

今のIT(情報技術)と同じかもしれない。

■電話もITも、
自動車やテレビと同じく
経済連鎖の中の一つの環である企業のアウトプットであり
最終顧客の価値そのものではない。

最終価値は感動であり、面白さであり、便利さです。

■パソコンやインタ―ネット技術も
専門分野のスキルも、
官僚組織も

顧客価値を生む経済連鎖の環であり、スキルであり、
そしてそれらは道具に過ぎない。

何に使う道具がわからない時、人は道具に恐れる。

■恐れを感じない方法、
それは、
その道具が人間にとってどんな価値があるのか
と問うことです。

電話もコンピュータも専門家の知識も
人の役に立たないで道具が目的になる限り必要にないものです。

道具に恐れないために必要なのは、
それは誰のどんな問題を解決するのかと問うことです。

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今岡善次郎
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。


心、古教を照らす

  1. 投稿日 2010年7月21日 08時00分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
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   『心、古教を照らす』

■おはようございます、今岡善次郎です。

民主党が参議院選挙で大敗して
菅政権がバッシングされている。

誰が政権を取っても長続きしないので
問題山積なのに全てが先送りになる。

国家財政破綻に向かって
マスコミも国民も
何か大きな空気に動かされているとしか
言いようがありません。

こんなときでも
国民として一人ひとりが何か役割が
あるはずですね。

さて、
●今週のテーマ
====================
1.心、古教を照らす
2.失業は所得より大事なものを失う 
====================
 
1. 心、古教を照らす
 
■ドラッカーや安岡正篤を読んで
そのメッセージを理解すると、
心が明るくなる。

それを
「古教、心を照らす」というのだそうです。

しかし、それはあくまで受け身であって、
自分のものではない。

■大事なことは、
「心、古教を照らす」こと。
つまり自分の心で人の教えを現実の世界で利用すること
と私は捉えます。

単に知識のために本を読むのではなく、
何かを成すために本を読む。

■安岡正篤が繰り返し述べているのは
「志」を持つことが学問の目的であるということです。

私利私欲のために学ぶのではなく
社会のために大業を計るために学ぶのであると。

■米国の
ビジネススクールのマネジメント教育の目的は、
個人の私利私欲のためにあると言われる。

個人の能力やスキルを磨くことに
主眼があると。

安岡正篤もドラッカーもマネジメントの目的は
「社会の人々」への貢献であると
言っています。

すなわち志を持つこと。
志を持ってドラッカーや安岡が求めたものを
我々もまた学ぶ。

それが「心、古教を照らす」
の意味ですね。

  

2. 失業は所得より大事なものを失う

■日本経済は欧米経済から
アジア経済への依存にシフトしつつあります。

20世紀の終わり、
10年前のアメリカで製造業の海外移転という
グローバル化に反対するデモが起こった。

製造業の失業者が増えていることが背景にありました。

■雇用を輸出するグローバル化を進める動きは
日産のマーチがタイに生産移転して
日本に逆輸入する動きに典型的に現れています。

マルクス社会主義の企業悪者論に対して
ドラッカーは企業こそが社会の問題を解決するという
考え方への批判的見方もありました。

■企業が海外進出して失業を増やすという問題に対して
マルクス社会主義で企業をバッシングしても
何も解決しない。

問題を解決することより、
問題を定義し直さなければならない。

問題は
失業は所得を失うことより、所得よりも大事なものを
失うことであると
ドラッカーは言います。

■所得より大事なものは何か。

ひとり一人も組織も、
本当に必要なものは
役割と位置付け、社会的地位だというのが
ドラッカーの味方です。

自分の存在が、企業の存在が、組織の存在が
どんな意味を持つのかを問うことである。

昨日の問題解決では今日の痛みは消えない。

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東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。


早朝の効用

  1. 投稿日 2010年7月14日 07時30分

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第112回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
〜P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理〜      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

   『早朝の効用』

■おはようございます、今岡善次郎です。

気功を始めて4年目です。

太極拳とも繋がる中国4000年の歴史を持つ「気功」は
座禅やヨガと同じで
呼吸を通して自分の生命を
大自然と一体化してくれるような気がします。

まだまだ修行が足らないが、
気功を知らない以前の自分と
気功が習慣になった今の自分の違いを感じます、

さて、
●今週のテーマ
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1.早朝の効用
2.製造業が変わる 
====================
 
1. 早朝の効用
 
■現代人は早朝を失いつつある。

もったいないですね。

私は独り暮らし始めた2年前から
前夜に飲み会がない限り、
早朝を
気功に活用していますよ。

朝はさわやかで、
情緒的にも素晴らしく
大脳がもっとも効率的に働く時間です。

■若いころの安岡正篤は
4時半起床を日課にしていて
庭に出て真剣で素振りをして

机に向かったそうです。

安岡の著作にも朝の話が多い。

■中国清朝末、
「太平天国の乱」から中国を救った政治家に
曾国藩(そうこくはん)という人がいた。

彼は毎朝早朝に静坐し
心を集中することを日課とした。

■人は日々死んで、日々行き帰る。

朝は生命が充実している時間です。

私もメルマガ
発行に何日か前の朝に原稿書いています。

早朝を活用しましょう。

  

2. 製造業が変わる


■自動車やテレビなどのモノの値段は30年前に比べて
半分になった。

一方、知識産業の製品である、
医療や教育の価格は3倍になった。

■純粋のメーカーとして
モノづくりだけでは仕事が減っている。

時間とか、感動とか、苦痛の緩和とか、
モノは「場」の演出の一つの道具として「意味」
を持たせなければならない。

人間についての知識がベースにならなければならない。

■経済を強くするのに、
モノづくりに頼れなくなった。

医療や介護や教育が、
知識産業として経済を強くするには何が必要か?

製造や流通やサービスという役割分担に
留まっていないで
すべてをつなげるサプライチェーンで
自社の役割を再定義する。

■製造業が無くなるわけではない。

農業から製造業に産業がシフトしたが
農業が無くなったわけではない。

農業は製造業の一部となってサプライチェーンを
構成している。

同じように製造業は
流通やサービス業、知識産業の一部となって
経済を支えて行くでしょう。

モノづくりから時間・感動・共感の人と人との
サプライチェーンとなって行くのですね。

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
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企業は社会の一部である。